第5回 脱Excel! TestLinkでアジャイルにテストをする

http://jibun.atmarkit.co.jp/lskill01/rensai/tool10/05/01.html
引用の記事には直接関係ないけれど、触発されて以前の自分のテストをちょっと振り返ってみる。


私が TestLink で受け入れテストを行った際には、テスト計画を 1 つだけにして、ベンダーから成果物が上がってくるたびに、それを別のビルドとして扱っていた。このため、バグが出た場合の修正版は別のビルドとして扱うことになる。
以前のビルドで失敗したテストケースに対して、再テストしようと思っても下に書いた理由からフィルターが使えなかった。
このため、失敗したテストケースをレポートで表示して、それを眺めながらテストを行っていた。
この方法だと、最新までのビルドで、どのテストケースが成功になっているか確認するのが面倒だった(必ずしも直前のビルドで失敗しているわけではないため)
これは、BTS に登録したときにテストケースIDを書いておいて、クローズしていないチケットを見ながらテストすればよかったのかな。


1.8 から追加されたテスト実行の「ナビゲーション: フィルター & 設定」にある「以前のすべてのビルドにおける結果」は、ビルド 1 では「未実行」、ビルド 2 では「失敗」だと、「失敗」を選んでもテストケースを選び出してくれない。すべてのビルドで「失敗」になっていないといけない。
私の使い方では、ビルドに対して全てのテストケースを実行できなかったので、このフィルターが使えなかった。
自分の手順はビルド 1 に対しては、テストケース 1 〜 100 を実行。ビルド 2 に対してはテストケース 101 〜 200 と、テストケース 1 〜 100 で失敗してバグ修正されたものを実行といった具合。