Mercurial のソースをいじって試してみる方法 #mercurialjp:
Windows でビルドする環境を作るのが大変そう……という横着者が右往左往した結果。試した環境は Windows7 64bit
相談に乗っていただいた皆さん @flyingfoozy @shunichigoto @yujauja ありがとうございました。
3 つの方法を書いているけれど、1. が一番楽だと思う。他の方法だと hgrc の設定によっては、dulwich がないよ(hggit を使っている場合)なんて出ることもある。
1. library.zip を入れ替える
2. PYTHONPATH を指定してやる
3. 適当な場所に PURE=--pure で make install-bin
1. library.zip を入れ替える
Mercurial や TortoiseHG をインストールした先にある library.zip の中身を入れ替える。
library.zip を展開して、変更したい pyo ファイルを削除。
Mercurial のリポジトリから持ってきて、変更を加えた py ファイルを展開先へコピー。
7z a -tzip library.zip * -r とかで library.zip を作って、元の場所の library.zip と入れ替える。
どうせなら pyo にしたものを入れたかったけれど、python -O hoge.py とかで作られる pyo ファイルは別物みたい。
2012-09-11 追記
library.zip ファイルの代わりに library.zip というディレクトリに入れ替えてやっても同様のことができる。(library というディレクトリでは駄目) Thanx @c_o_t
2. PYTHONPATH を指定してやる
python が必要。
C:\hg に Mercurial のリポジトリを clone してきた場合。
set PYTHONPATH=C:\hg\mercurial\pure python C:\hg\hg
3. 適当な場所に PURE=--pure で make install-bin
python が必要。
make PURE=--pure PREFIX=インストール先 install-bin python インストール先\Scripts\hg